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お知らせ(NEWS)

小樋山監督インタビュー<前編>

2020/10/27

関西学院大学は、「日本一」を目標に活動している。
今年はコロナ禍での活動を経て、イレギュラーな年となったが、
新たに小樋山樹新監督を迎え、どんな戦いを見せるか注目を集めるだろう。
決して平坦な道のりではなかった小樋山監督のラグビー人生を2回に分けて追いかける。


【監督になって感じること】


監督になった経緯として、選手としてプレーする頃から、将来的には指導者になりたいと思っていました。選手の立場とは違った「わくわく感」に惹かれて。2019年、ワールドカップの時期でした。監督になるお話を頂き決心しました。
やはり監督になると責任も大きいですし、不安を感じることもありますが、みんなと日本一を目指すことに対して、楽しみという気持ちがとても大きいです。みんなが生き生きと練習に取り組んでいる様子や楽しそうにしている姿、成長していく姿を見れたとき、とても嬉しいですし、今後どんな風になっていってくれるのだろうと、とてもわくわくします。

【「主体性」がアイデンティティ】

究極の理想のチーム像は、僕が何もしなくても日本一になれるチーム。コーチ陣もいらないような組織。
関西学院は主体性にとても優れているチームだと思います。僕が何もしなくても自分たちから自主的に動いてくれて。これは関学ラグビー部にしかできないことだと思います。練習のときも、リーダーを中心に自分たちでメニューを考えてくれたり、幹部陣もチームのモチベーションなどよく考えてスケジュールを組んだりしてくれます。そういったところで主体性をとても感じますね。

自分たちだけで日本一になれたら、これはラグビー業界だけでなく、日本という国レベルで考えても、とても価値のあることだと感じます。なので僕はこの部分を大切にしたいし、そこが関学ラグビー部のアイデンティティの部分でもあると思います。主体性という1本の柱を大事にして、一緒に日本一を目指していきたいです。